ぷくさんからのメール相談９

ぷくさんからのメール相談

エピローグ「育ちゆく我が子」

　ぷくです。
　娘は間もなく1歳半になりますが、まだおっぱいを飲んでます。断乳のことを考えていますが、飲むときの嬉しそうな顔を見るとなかなか決心がつきません。好きなだけ飲ませてもいいかなって気持ちもあります。

　ただ少し心が揺れるのは、食事の心配です。この頃はムラがあるもののよく食べます。でも、ミルクや牛乳が全くダメなので、ご飯やおやつを日に何度も食べます。一度にたくさん食べられないのです。
　朝起きて、しばらくして朝ご飯を食べ、10時頃オヤツを食べます。お昼ご飯を食べて、昼寝して、起きたころにオヤツ。そして 6時頃に夕飯を食べます。
　オヤツはかなり食べます。そのせいで食事がとれないと言いますが、かなり泣いてごねるので食べさせないと何も次に進まないのです。
　おっぱいは食事には影響していないと思います。もうそんなに量も出ていません。ただ、オッパイだとすぐに出るから、ご飯もお腹が空いたとなるとすぐに食べたがるというような、悪い習慣ついてしまったのではないかと思ってます。
　食事の習慣は早く直したほうがいいでしょうか？　直すためにもオッパイはやめたほうがいいのでしょうか？

　もうひとつ白斑の悩みがあります。このところ片方のおっぱいに白斑ができます。治ってはできるの繰り返してます。図書室で読んだように、できた時は痛いので、飲ませる回数を減らすようにしています。病院に行ったら何かできないようになる処置をしてもらえますか？　まだ母乳をやっているということに、良い顔をしない先生なので、産婦人科には足が遠のいています。病院に行った方が良いのでしょうか？　それともこのままで良いのでしょうか？

　うさぎです。
「ちょこちょこ飲み」が「ちょこちょこ食べ」につながっているかは分かりません。あまり関係ないかなと思います。おやつは、ご飯にもなるようなものを与えたらいかがでしょうか？　食べても安心できます。成長して消化器系が発達し、動きも活発になってお腹が空くようになれば、しっかり食べることができるようになると思いますよ。
　体重の伸びや、発達に問題がありますか？　外遊びでよく運動させ、気分転換に外で食事を取ってみるのもいいですね。

　おっぱいが食事に影響を与えているなら、断乳もひとつの方法になります。でも、そうでなければ無理にやめる必要はありません。
　白斑ができる原因は何でしょうか？　飲ませた後に乳首がゆがんだりつぶれたりしていますか？　白斑ができないようにする処置ですが、直接飲ませなければ治ります。しかしこれは、他のトラブルが起きたり出なくなってしまいます。白斑ができないように飲ませ方や含ませ方を工夫してください。
　病院には行く必要はないでしょう。思い切って飲ませるのをお休みして、搾って対応してはいかがですか？　1日休むだけでも違います。そのとき、搾乳する回数は、１日（今でしたら）７回は搾乳してください。また、白斑部分はピュアバーユ、または乳頭スキンオイルを塗って、ラップで保護してください。これで少しは痛みが楽になります。

　ぷくです。
　私もおっぱいが食欲に影響しているとは思いません。「一番好きな水分」という感じです。ただ時々、ご飯より「おっぱい！おっぱい！」になりますが、こんな時はどこか調子悪いのかな……と思ったりします。
　私もせっかく作ったご飯を残して、おやつを食べられると悔しいので、残ったご飯やおにぎり、パンなどをあげることが多いです。あまり甘くないビスケットなども与えますが、おやつの量を超える食べっぷりで、「お腹空いているならご飯にしなさい！」と、おにぎりとかに替えることがしばしばです。こんなに簡単にお腹が空いてしまうということは、前の食事が少ないせいでは？　と、ちょこちょこ食べが気になってるのです。
　育児書に「食べないときはさっさと片づけた方がいい」と書いてあったので、この頃は残ったご飯をだらだら食べさせるのはやめて、別のものをあげるようにはしています。

　体重の伸びや発達に問題は全くありません！　体重が増えなくて心配していたことがウソみたいです。今ではすっかり標準体で、この調子で増え続けたら太り過ぎになると思うほどで、やはりおやつの量が気になります。

　ぷくです。
　突然ですが卒乳となりました。
　今日で1歳半なのですが、随分前から「1歳半になったら止めようね」と話しかけていました。飲む姿が愛しくて、私の方が「できなくてもいい」と思い、そんなに一生懸命話していたわけでないのですが、朝欲しがった時に、
「あれ？今日でおっぱいバイバイじゃなかったっけ？」
　と言ったら離れて行きました。
　他の同月齢の友達と会って遊んでいたのもあって、日中も欲しがっても他のものを食べたり飲んだりでおさまり、家に帰ってからも何度も欲しがりましたが、
「おっぱいバイバイしたよ」
　と言うと諦めました。
　夜眠る時はいつも絶対おっぱいが必要だった娘は、それがないのでなかなか眠れず、一生懸命格闘する姿がいじらしくて、こっちも泣けてきそうでしたが、本人がこんなに頑張ってるからこっちも心を鬼にして頑張らないと！　と思いました。最後眠る時、なんともならない大声で悲しそうに泣きましたが、そこまで眠いのこらえてたのもあって、5分も泣かずに眠りました。
　この後、夜中にいつも3時間おきに起きるので、その時どうなるか分かりませんが、何とか付き合って卒乳させてあげたいと思います。

　まさか卒乳になると思ってなかったので、最後の授乳はいつも通りのそっけない（笑）授乳だったので、それが少し寂しいですが、ここまで来たら後戻りできないですよね。

　うさぎです。
　あらあら！　あっけなかったですね。でも、それはここまでがんばって母乳を続けてきたからでしょう。娘さんも十分満足できているからこそ、あっさりと卒乳できたのだと思いますよ。よい子離れ親離れができましたね。