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母乳とダイオキシン

 今、ダイオキシンが、非常に問題になっています。
 授乳をされるママたちにとっては、不安を感じながらの 授乳ではないかと想像します。母乳推進派としては、 「大丈夫」と言いたい――のですが、そうも言えない のが現状です。最終的な判断は、本人に任せるしかない と思っているところです。
 ちなみに天理焼却場では7PPMだそうです。まだ良い方 なのではと思っています。
 人間が、人間のお乳を与えることができない世の中に なるなんて……。世も末かと残念に思います。

母乳におけるダイオキシン問題

 1998年6月7日に発表された、厚生省の「母乳中のダイオキ シン調査」の中間報告によりますと、母乳中のダイオキシン 濃度は1日体重1キロ当りの許容量の7倍であることが判明した しました。
 しかし、授乳期間が限られており、「赤ちゃんが母乳を一 生飲み続けるわけではなく、何らかの影響が出ている証拠は ない」という見解を明らかにしました。母乳の免疫、SIDSの 発症問題などを考慮にすると、母乳栄養が望ましいといえる でしょう。

ダイオキシンによる植物連鎖を切る食品

・ブルーベリーアーモンド・ソイミルク・ライ麦パン・ゴマペースト ・豆・ニンジン・チンゲン菜・キャベツ・小松菜・オリーブ油 ・玄米・ゴボウ・椎茸・ゴマ・しらたき・豆腐・三つ葉・葱・大根など

※緑黄色野菜などを多く摂って、脂肪を取り込み、便として体外に排泄する ことが大切です。

 植物繊維100%に対して、高野豆腐は142%と高い排泄効果が実証 されました。
 かといって偏った食品を摂り過ぎるとアレルギーの原因にもなりま すので、程々に摂ると良いと思います。

汚染された環境の中でも、母乳は最善

 ラ・レーチュ・リーグ・インターナショナルは、「人間の乳」が 「人間の乳児」を育てるための「最善の選択」であることには変 わりはないと、緊急提言をしました。科学的な感心は、母乳への 疑いを投げかける方向へ向けられるべきではない。化学物質を、 私達の環境から取り除く方向に向けられるべきである――と。

 私達の出来る事は、環境美化、ダイオキシンを出さないよう にするためにも何をするべきでしょうか。
 まず身近な「紙おむつ」は避けたいと思いませんか。たった 2週間でも、ものすごい量になります。

「ダイオキシンによるアトピー性皮膚炎が多い」は間違い

 1999年5月27日の読売新聞によりますと、これは何とデーターの 読み誤りなのだそうです。そんな殺生な……。母乳を続けていた のに。ダイオキシン問題で母乳からミルクに変更した人もいるの に……。
 内容ですが、NPO作成グラフのデーターの読み誤りだそうです。 生後0ヵ月の赤ちゃんを、アトピー性皮膚炎と診断することはな いし、生後すぐの赤ちゃんが発生したという臨床報告は、日本 ではいっさいない。NPOの推論通りならば、第1子は母乳のダイ オキシンでアトピーが強いはずだが、必ずしもそうではなかっ た。
 NPOの本を監修した、九州大学長山淳也助教授は本紙の取材に 対して、グラフが誤っていることを認めた。
「きちんとチェック出来なかったのは私のミス。指摘を受けて からは、自分の本でこのグラフを使うのを辞めた」
と話し ている――ということです。
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