生後0〜1ヶ月まで
抵抗力が弱いので、保温に気を配り安静にしてあげましょう。
まだ昼夜の区別はありません。
1日のほとんど眠っているように見えます。赤ちゃんが泣いたらおしりをきれいにして、
おっぱいを与えます。
おむつを替えるたびにおしっこ
赤ちゃんは新陳代謝が盛んなため、体重に比べての尿量は大人の約2倍以上。
うんちも母乳の赤ちゃんだと数回することはざらで、なかには10回くらいす
るという赤ちゃんもいます。
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ポイント
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■感染から守りましょう
赤ちゃんの心臓や肺はまだ未熟。赤ちゃんの体に負担がかからないよう
な室温(20℃前後)、冬は湿度に気をつけて静かな環境をつくってあげ
ましょう。
■泣いたらおっぱい
母乳で育てるという意志を強く持ってください。時間にこだわらず1日何度
吸わせてもかまいません。まだまだ分泌量も少なく赤ちゃんの飲む力も弱い
ので、1回の授乳時間も1時間は要すると言われています。次の射乳反射が
起こるまでの間、赤ちゃんはお母さんの暖かい体温や心臓の音、ニオイ、
やわらかい胸に抱かれて安心しきっています。「心を飲んでいる時間」
ですから、ゆっくりと赤ちゃんにつき合ってあげてください。
おっぱいが軌道に乗るまでには,1〜3ヵ月を要します。
■お母さんの睡眠不足は昼寝で解消
この時期、お母さんは常に睡眠不足。昼間でも赤ちゃんがよく眠ってくれると
きには、お母さんも一緒に昼寝をしましょう。
■赤ちゃんの泣き方に気をつけて
赤ちゃんにとって「欲求を伝える方法」は泣くことしかありません。
おっぱいを与え、おむつを替えても泣きやまない。抱っこすれば眠
るのに布団に寝かせると起きてしまう――ということはよくあるこ
とです。
こんな状況が続くときは、湯冷ましをスプーンで与えて「渇き」を
いやしてあげるのもいいですね。案外お母さんに抱っこしてもらい
たくて泣いているということも少なくありません。抱き癖がつくこ
とはありませんので、どうぞしっかりと抱っこしてあげてください。
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